イケメン税を導入することは結局日本を衰退に追い込むことになるよ!という考え
イケメンには税金をかけろ!などと言った意見を見かけることがあります。
有名なのが森永卓郎氏の発言
番組内で、少子化対策として「イケメン税」の導入を提案した
イケメンに課税して、その税金を「ブサメンやキモメンに分配」すべきと主張
この主張は、ブラジルのTV局から取材を申し込まれるほどの反響を呼んだそう
この件についていろいろと考えていきたいと思います。
これはつまりどういうことなのか
分かりやすくいうと嫉妬から始まるものです。
美男美女というだけで、さまざまなメリットを享受していることは確かに明らかではあります。
私にはイケメンの気持ちなど知る由もないのではありますが、美男美女でいることについてデメリットも宇宙に存在するチリ程度の比率くらいはあることでしょう。
しかし、ブサメンがイケメンになりたいと思うことはイケメンがブサメンになりたいと思うことと比べると決して分かり合えない程度の大きな差がありますので、そのブサメンにもメリットがあるというのは今回は無しにします。
イケメンに税を負担させるべきだという考えは何故でていたのかというと、次のような事案が感がられます。
イケメンとブザメンの格差は今後広がる一方という説
この説によると、美人に生まれれば仕事のできるお金持ちの人と結婚をすることができます。
もしくはイケメンと結婚をします。
そして子供ができ、その子供はお金のある家庭で育てられ、母親の顔を引き継げば整った顔になります。
整った顔であり、教育環境が整い、そして優れた人と結婚をし優れた子供ができる。
そんな正のスパイラル
イケメンとブザメンの格差が広がる一方です。
なので、その貧富の差を埋めるために、そこに税金をかけていこうという話なのです。
まあごもっともなお話です。
一方で考えられる反論がこちらです。
1.ブザメンには面白い人が多い
2.イケメンが海外に流失してしまう
といった二点が考えられます。
1.ブザメンには面白い人が多い
上記について。
これはブサメンとして生をうけ、イケメンと比べると劣っているため、社会を生き抜いていくためには強くなければいけません。
その強さとは、体力であったり知能であったり話術であったり。
(性格であったり)
そういった箇所が高められることによってはじめてイケメンと同等の幸せをつかむことが可能になるのです。
同じ一言を発してもイケメンかブサメンかによって受け取られかたは大きくことなるというのは改めて書く必要のないことかもしれません。
暗いイケメンはミステリアス
暗いブサメンは根暗、犯罪者
明るいイケメンはリーダー、人気者
明るいブサメンは騒々しい、社会の埃
など評価の割れることでしょう。
そこでブサメン同じ程度に好意をもって接してもらうためには例えば面白くなければならないのです。
要するに、最終的な能力値のすべてにおいてイケメンが優れているかというと、
そういうわけではないというわけです。
よって、税金を課すことで平等になるかと言われると、そうでもないということです。
2.イケメンが海外に流失してしまう
次に、イケメンに税金を課すことで、イケメンが海外に逃げて行ってしまうということが考えられます。
これは現在の実地されている税金からも考えうることです。
税金について、消費税の増税があれば、ある人は
「貧乏人の我々から税金をとるんじゃなくて、もっと稼いでいる人からとってくれよ・・・」
そういった意見を見かけます。
貧乏人を10人程度束ねたところで、高所得者一人分の納税をこえることが出来ないという話はまああります。
なので、高所得者には税金を納めてもらう必要があるのです。
かといって高所得者の首を絞め続けてしまうと、海外へと逃げられてしまうという事案が多々あります。
最近では高所得者の徳井さんが、節税のために海外への移住も考えていたといった話が記憶に新しいでしょう。
徳井さんの話を出してしまうと、納めてないじゃいか(すでに納付済)とややこしい話になってはしまいます。
話が逸れてきたのでもとに戻します。。
要するに、おかねを稼ぐイケメンが税金が高いということで海外に移住してしまうと、
お金を稼がないブサメン達の楽園になってしまうという地獄絵図が描けてしますのです。
我々も、美男美女を見て、目の保養になるとか言っているでしょう。
むしろ減税しても良いまであるわけです。
なんて
完