遺品整理で発掘された大量の古本を出張買取してもらいました
遺品整理やらなんやらで古本が大量に出てきたりしますよね。
特におじいさまおばあさま世代は物のない中生き抜いてきてこられた方々なので。
そんなこんなでも、最後まで物を持っていくことはできない。
そうして残されてしまった物たち。
僕の祖父母の家ではおそらく5000冊くらいの本があった。
夏目漱石のこころは4冊ほど見つけた。
星新一や、北杜夫なども大好きなようでそれだけでも100冊ちかくあった。
そんな大量の本、どうやって整理していますか?
実際に遺品整理をされた方であればわかると思うんですけど、一軒家とかであれば、
24時間いつでもごみをだせるわけではないから資源ごみの日にまとめて捨てるなんてことはできないんですよね。
資源ごみの日の前日に泊まり込んで朝の8時までに出しに行く。
多く出しても地区によっては提出できる資源ゴミの塊の数は決まっていますし。
そんなわけで、いろいろと考えた結果、古書買取業者に頼んで、古書を大量に持っていってもらいました。
そこで自分が実際に体験するまでは知らなかったことをまとめてみました。
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出張買取無料といえど採算が合わなければ来てくれない。
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本にはほとんど値が付かない
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古いレトロなおもちゃは高額になる
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古本の処分目的は人によって異なるので口コミは自分で吟味すべき
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悪徳業者はある
1.出張買取無料といえど採算が合わなければ来てくれない。
古本の買取を調べてみると、出張料、査定料どちらも無料!とHPでよく見かけますが、実際にはその出張が利益にならないと来てくれません。
考えてみると当たり前ですが、買取業者の住所から作業地への時間、作業時間、
アシスタントがいた場合の人件費、交通費など、さまざまな費用がかかっています。
そのため大量の文庫本があるという連絡だけでは来てくれない可能性が高いです。
というか来てくれません。
そのためレアな季刊誌や見るからに年代物の雑誌、なぞの豆本などがあると来てくれる可能性が高まります。
ちなみに写真などでの事前査定無料といったサービスはそういった事前調査的な意味でもウィンウィンになっているのです。
2.本にはほとんど値が付かない
断捨離やミニマリストといった物欲がなくなってきている現代ではもう本を大量に所有していたいといった需要がなくなってきているようです。
本の需要があったとしても有名で人気であたらしくてキレイな本
そういったものばかり売れているようです。
売れてはいないですが。
過去に高価買取を行っていた商品でさえ、お年寄りたちが様々な原因で手放していき、
マニアックな本の需要は満たされてしまっているのです。
また供給も様々な理由で増えに増え、もう価値の高かった古書でさえ飽和状態となっているのです。
bookoffでなくても1冊5円つけばいい方でした。
ただ、当時15,000円で取引されていた本でさえも今現在では2,000円前後で取引されているようです。
3.古いレトロなおもちゃは高額になる
これは思わぬラッキーでした。
古本自体は大き目の段ボール7箱くらいで6,000円ほどでした。
レアな本や季刊誌や地方の本で別に7,000円くらいでした。
おもちゃ関係は小さめの段ボール1箱程度で7,000円しました。
まさかのおもちゃの単価
そこで初めて本はもうあまり需要がないという話を聞き、知りました。
うすうす感じてはいましたが。
4.古本の処分目的は人によって異なるので口コミは自分で吟味すべき
ちなみに今回きてもらった業者の口コミはあまりよくはなかったのですが、
個人的には満足しています。
本を売る目的は3タイプほどになるのでしょうか。
・最近の本を高く売る
・古い本を高く売る
・古い本を処分して少しでもお金に換える
今回利用したところは古い本を処分して、お金に換え、価値のある古書はそれなりの値段で買い取ってもらうという目的のもとで探しました。
個人的には満足なのに口コミの評価はいまいちだったのは、
「最近の本をまとめて売ったのにたいしてお金にならなかった。」
これはワンピースを売ってもたいした金額にならなかったとかそういう話のようです。
ワンピースはとても面白いマンガです。
まず間違いなく歴史に刻まれるでしょう。
でも発行部部数が記録更新されるほど出版されているので、世の中で新たに必要としている人がそんなにいないのです。みんな持っているからです。
そんなんじゃ高い査定額は出ません。
次に、「そもそも1冊10円引き取りということに納得していない。」
これはも定価が400円だったものをどうして10円になってしまうのか、
古本屋では100円で売られているんだから70円くらいで買い取りなさいよね!
みたいなそんな需要と供給にたいして誤った理解がある場合なのかなとも思います。
あとは相性もありますし。
5.悪徳業者はある
悪徳業者は自分は古書買取では当たってないけどあるようですね。
なんで自分の電話番号知ってるの?みたいなとこです。
あと不用品回収業者を兼ねているところはグレーだと思っていてください。
下手したら手数料と称していくらか取られて終わりの可能性もあります。
以上です。
不用品回収や実際に古本の買取をしてみたって記事はそんなにないんですよね。
というわけで今回は古書の買取を利用して思ったことについて書きました。
これは体験レポになるんでしょうかね?
ここまで読んでいただきありがとうございます。